クラピカは女?性別や能力などの考察

登場人物

クラピカ

緋の眼を持つクルタ族という民族の生き残り。

同胞が幻影旅団に皆殺しにされた事から幻影旅団に対して深い恨みを持つ一方で、緋の眼を鑑賞用の美術品として扱われている事にも怒りを覚えており仲間の眼を全て集める目的でブラックリストハンターとなった。

ヨークシン編で既にノストラード組の護衛からキャリアをスタートさせており、主要キャラの中では唯一幻影旅団に対抗出来る存在であった。

暗黒大陸編ではミザイストムの要請に取引で応じてハンター協会の十二支んのメンバーとなっている。

作中評価

初期は冷静で綺麗なキャラクターとして描かれていたが、幻影旅団登場後からはゴンやキルア、レオリオと距離を取るようになり自身の目的を追いかけて緋の眼を収拾する事に専念していた事から、

作中で大きく評価されたのは

ヨークシン編での誓約と制約における念能力の強さ(対幻影旅団用)と暗黒大陸編でのパリストンからの評価である。

ヨークシン編では誓約と制約の設定の説明役というような印象もあったが、暗黒大陸編ではパリストンのスパイを全て見つけ出した事によってパリストン自身が「自分と入れ替わった人間が非常に優秀」だと評価されている。

また作中で唯一幻影旅団員を倒した一人でもあるが、これは下記に紹介する念能力の威力による所が大きい。

念能力や技

本来は具現化系の能力者であるが、クルタ族の特徴である緋の眼の発動時には特質系となる事で、具現化した鎖に様々な役割を与えている。基本的に鎖は手元から外さない。

「絶対時間(エンペラータイム)」:クラピカが緋の眼を発動した際に使える特質系の能力で、エンペラータイムが発動している間はいかなる系統の技でも100%の精度で使用する事が出来る。

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出典:HUNTER×HUNTER コミックス

  • 束縛する中指の鎖(チェーンジェイル):”幻影旅団にのみ”有効な中指の鎖を使用した技。捉えた相手を強制的に”絶”出来るがこれを旅団以外に使用した場合はクラピカ自身が死ぬという誓約と制約を付けている
  • 癒す親指の鎖(ホーリーチェーン):治癒を目的とした能力であり、本来は強化系に属する。エンペラータイムによって精度を上げる事により複雑骨折も一瞬で治療してしまう。
  • 律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン):相手の心臓に戒めの鎖を打ち込み、クラピカの指示に従わなかった場合は即座に心臓を止めてしまう能力。クラピカ自身にもこの刃が刺さっている。
  • 導く薬指の鎖(ダウジングチェーン):相手のウソを見抜く効果や対象を探す効果を持つ能力。但し、クラピカの仮設によれば相手がその事実を”ウソ”だと認識していない場合には鎖は反応しない。

人差し指の能力は未だに不明。

クラピカは女なのか?

中性的な容姿から女性説も多いクラピカ。実際に作中で性別を断言した描写は今の所ない。

実際にクロロからは女性だと言われた場面もあるが、直後にカツラを取って威嚇した。元々、内面のモデルは王蟲であること(緋の眼の設定)は作者が発表している。

外見に関しての論争はあるが、幽☆遊☆白書の蔵馬よりは男寄りに見える。

戦闘シーンなどでも女性であれば多少は描かれるであろう胸の描写がほぼない事から現時点では男だという可能性が高い。

クラピカの今後や疑問点

現在進行中の暗黒大陸編に登場するカキンの第4王子ツェリードニヒはクルタ族の最後の緋の眼の持ち主であるとクラピカ自身は発言している。

しかし行先も、帰る場所もないという発言からこの先の展開は幻影旅団との全面対決くらいしか目的の無いキャラクターでもある。

また、最新話(2016/5~6月頭)ではクロロは既に除念を終えて、しかも流星街の長老の能力を習得している事から本来であれば”クロロの除念が終わっている”事を十二支んに入る前に知っていた筈である。

しかしそれにも関わらず、幻影旅団との戦闘は起こらず淡々と緋の眼を回収しているだけ。

グリードアイランドでヒソカがクロロの名前を入力した際に、キルアが電話でクラピカにこの件を伝えた際には”外れればわかる”といった発言があったにも関わらずである。

また幻影旅団側もクロロにジャッジメントチェーンが刺さっているという理由で戦闘を回避していた筈ではあるが、その後も接触がない。

ヒソカとの約束を守っている可能性はあるが、今後がきになるキャラクターである。

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