ハンター協会の幹部であり、元々はネテロ会長によって選出された12人のハンター達。
少ない期間ではあったものの連載再開がされ、元のメンバーであったジン、パリストンの2人はビヨンド陣営へ。
そこへ入れ替わるように緋の眼の情報提供と引き換えにクラピカ、そしてチードルから学位評価を受けるという条件でレオリオが新たに十二支んに名前を連ねることになった。
暗黒大陸編での十二支んの目的はビヨンド=ネテロのハントだったが、クラピカの内偵によってサイユウがビヨンドの内通者であることが発覚し、限界海域と呼ばれる場所で捕らえる作戦を練ってはいたが…
キーマンになるサイユウ
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
十二支んを軸に考えるとやはりキーマンになるのは内通者であるサイユウ。
まず本編でサイユウの目的自体が語られていないという問題はあるが、ビヨンドの内通者である限りビヨンド側に味方するのは当然の成り行きだろう。
ビヨンドの目的は脱走からの自由探索であり、十二支んの目的はビヨンドの制圧と災厄の攻略も含まれている。
サイユウはおそらく拘束されているビヨンドを逃がす為に一役買うことになるだろう。
それだけでも達成難易度は非常に高いミッションであるにも関わらず、
更に問題は複数ある状況なので十二支ん自体がミッションに耐えうるかどうか
非常に疑問な所。
何故なら、クラピカとレオリオと入れ替わった2人。
ジンとパリストンはビヨンド陣営にいるからだ。
ジンは少なからずパリストンの抑止と心情的なものがビヨンドにあった事を話しているが、パリストンの方は明らかに敵対している。
さらにジン自身もNo2としてビヨンド陣営に居る以上は十二支んvsビヨンド陣営の構図があっても不思議ではない。
クラピカの問題
また十二支んとして渡航には参加しているが、クラピカ自身には緋の眼という最大の目的も残っている。
それに加えてカキンの王位継承戦によって船内は既に混乱状態。
混乱に乗じてサイユウ達のビヨンド陣営が動きを見せればクラピカは色々な取捨選択を迫られることになる可能性大。
しかし、そういった事を踏まえてもクラピカの最優先事項はあくまでも緋の眼であることは間違いない。
もし緋の眼と十二支んとしての役目を天秤に掛けなければいけない場面に当たったらクラピカは一体どういう判断を下すのだろうか?
幻影旅団の動き
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
以前時系列としてヒソカとクロロの戦闘はおそらくホエール号の出港前に行われているという事を考えたことがある。
しかし、その直後にクロロからカキンに船のお宝を頂く発言があり、さらに復活したヒソカによる旅団狩りも始まっている。
連載中断の段階では既に船内で蠱毒による混乱が描かれているが、果たしてあの船内に幻影旅団は乗っているのかどうか。
それもまた気になるところではある。
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