パリストン=ヒル
ハンター協会での元副会長&会長(一瞬)
元会長のネテロによって指名された元副会長であり、トリプルの称号を持つプロハンター。
副会長派と呼ばれる派閥を協会内部に持っておりその人数は選挙編から200人以上だと思われる。プロハンターの総人数が600人以上700人未満なことを踏まえると実質協会を操っていた人物。
ネテロの死後、その意思を汲み取れないジン以外の十二支んを非常に敵視しており、
自身を追ってビヨンド側に付いたジンに対して「初めて本気で人が嫌いになれそうだ」と言っている。
パリストンの異常性
「僕は人に憎まれると幸せを感じ、愛しいものは無性に傷つけたくなる」
これは作中で乗り込んできたジンに対しての発言ではあるが、この1文だけで確実に言えることは”パリストンの思考は通常ではない”という事。
パリストンとジン脱退後のハンター協会の動向にはやはり”ネテロの意思”が見えない事から納得しておらず、副会長時代に回収したキメラアントの繭5000個を握って世界中、もしくはハンター協会に送り込もうと考えている。
形、特徴は若干異なれど”行動をしていない”サイコパス的な要素がある危険なキャラクターに見える。
強さや能力
パリストンの念能力に関しては一切明かされていないが、選挙編で会長に立候補した際には十二支んがブチ切れるのを目の前に笑って涼しい顔を貫いている。
また、ジンがビヨンド側に乗り込んで来た際に不在のビヨンドを除けば1番強いのはマリオネ(機械のような少女)だと判断したが、その際に「見くびらないでください」とサラッとつぶやいている。
しかし、ジンの分析によれば「膝づかせるなら心」と言っている事から
戦闘に関しての能力だけで言えば人よりは格下の可能性が高い。
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
ヒソカの性格診断を当てはめれば「きまぐれ」の部分は変化系にあたり、「理屈屋」なところは操作系に近い。
おそらく強化系ではないと考えられるが、特質系(協専を従えるカリスマ性)の可能性も捨て切れないので予想としては、特質、変化、操作の可能性が高いといえる。
パリストンの内通者
現状で判明しているパリストンの協会内通者の大物は十二支んのサイユウだが、元々協専ハンターを大量に抱えているため、他にも0だとは言えない。
あくまでも十二支ん内部での内通者はサイユウであることだけが、現在判明している事実。
そもそもビヨンド側には付いているが暗黒大陸への興味があるのかどうかも不明であるし、実はビヨンドがパリストンに踊らされているという展開も0ではない。
とにかく直接的に手を出す事が少ない、または殆どない事から人心掌握術に長けた人物である事は間違いないが、その危険過ぎる思想は今もって底が見えない。
コメント