幻影旅団の強さは危険度で表せるのか

伏線

先日33巻で人間の”個体”は破壊力Bが頂点だとされていたが

幻影旅団を集団として見た場合にその強さは危険度で表せるのでしょうか?

クロロの特質系を含んでメンバーは全員が念の達人である幻影旅団

キメラアントも幻影旅団が参加していれば一蹴されていたとよく言われていますが

実際はどうなのでしょう??

もちろん戦闘向きじゃない能力もあるので一概には言えませんが、

情報収集能力や戦闘力の総合的なレベルを考えると十二支んに匹敵するのではないかと思われます。

幻影旅団の強み

まずやはり取り上げなければならないのは

団長のクロロが様々な能力を盗める事と、その弱点を克服し、なおかつ借り物とな言えど高度な能力を同時使いこなせるセンスとオーラをもっている事。

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出典:HUNTER×HUNTER コミックス

そして情報収集で言えばコルトピのギャラリーフェイクは24時間限定とは言え広範囲の円の役割も果たす為、クロロVSヒソカのような戦闘であれば常に円が発揮されているという事です。

集団としての役割は戦闘向きの能力者、補助、情報収集と多方面において高度な念能力者を持つメンバーなので、十二支んといえども勝てる気がしません。

十二支んは戦闘向きメンバーが少ない

クラピカの加入によって戦闘向きメンバーとしては充実しましたが、元々のメンバーであるジン、パリストンを除いた10人ではヒソカにすら勝てない可能性があります。

現に選挙編ではプロハンターであるテラデイン、ブシドラ、ルーペの3人はイルミと針人間、ヒソカに何のダメージも与えられずに倒されていますし、この3名以外でまともな戦闘向きの能力者である可能性があるのは

カンザイ、ミザイストム、ボトバイ、ギンタくらいでしょう。

そしてこのメンバーもヒソカの採点では自分より弱いという考えです。

フェイタン、ボノレノフ、フィンクス、ノブナガ、フランクリン

上記5名に加えてクロロを加算した戦力を単純に考えると

明らかに十二支んより戦闘向きの能力者が揃っています。

そして1度はクロロ一人でヒソカを倒してしまっている事実から推測するに

幻影旅団は十二支んよりも危険度が高い(強さ的に)といえると思います。

クラピカがこれに加わってようやく対等な気がしますね。

という事は

クラピカと十二支んVS幻影旅団もあながちあり得ない展開ではないかもしれません。

ヒソカがクロロを殺さなければ…ですが

コメント

  1. ちぇ より:

    初めまして。自分も冨樫作品に魅せられた1人ですが、色んな面を深堀考察していらっしゃるこちらのブログ記事、興味深く拝読しております。
    旅団の危険度ランクは自分も考えてみたことがありますが、色んな意味でクロロに依存している今の旅団は、強いと同時に脆いとも思うので、なかなか判断が難しいかなという結論に至りました。
    ただ、ヒソカという「個」の象徴であり最強である存在と上手く対比して描かれてるとは思います(ヒソカクロロ戦は、共闘であろうがなかろうが、仲間の能力を借りられるクロロはそれだけで「集団」の象徴として描かれていました)。
    ヒソカ(個)がいくら強くても、集団には勝てないということを明示してあることからも、旅団は人間の集団としては最高ランクに危険であると同時に、少しバランスが崩れればあっという間に全滅してしまいそうな危うさも兼ね備えていると思います。

    • コン より:

      コメントありがとうございます(^^) そんな大げさに言われると少し照れますね←アホw

      そうなんですよね。

      事実ヨークシンでは団長の扱いに関して意見が割れていましたし、もっと言えばパクノダやマチ
      といった女性キャラクターの情がどうしても出てる辺り、やはり人間だなーとは思います。

      っが・・・

      今後ちょっと書こうと思ってたんですが、団長クロロに関してはちょっとホントに人間か?ってところもあるんですよねw
      もちろん連載読まれていると思うのですが、ヒソカ戦でも例の発言です。
      ヨークシンでゴンから質問された時も
      「動機の言語化」とか「自分を掴む鍵はそこ」みたいに言ってるので(;・∀・)

      これからも暇つぶしに読んでいただければありがたいです^^

      • ちぇ より:

        ご返信ありがとうございます。
        クロロの思考は自分や人間を俯瞰して別次元で捉えている節がありますよね。
        1人+12人構成の旅団は、明らかにキリストと12使徒がモデルだと思いますが(逆十字がその証)、クロロは神的な存在の象徴なのかな、と個人的に思ってます。
        ここからは更に想像になりますが、クロロには他の人間とは決定的に違う特徴が隠されてるのかな、と。例えば、流星街の産業廃棄物による汚染で、両性具有になった…とか?
        完全に想像ですけれど、冨樫先生はナウシカのクシャナや幽白の骸がお気に入りらしいので、クロロもそれらのように「破壊された美人」の類なのかなーと。
        長文失礼致しました。

        • ちぇ より:

          ※上記返信文の補足です。
          両性具有=破壊された
          という意味ではなく、あくまで両性具有は極端な例で他の人間との決定的な違いが身体にあればキャラとして深みが増す気がしてるので、例として挙げただけです。ハッキリと美形として描かれている強キャラなので、クシャナや骸的なポジションだと面白いなぁと思っただけです。わかりにくくてすみません…

  2. […] *⇒コメントを頂いた記事はコチラ […]

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