コルトピの円の範囲が作中で最強の可能性について
幻影旅団のメンバーであるコルトピの念能力
【神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)】
この能力は左手で触ったものを24時間コピーした物体を作り出し、尚且つそのコピーした物体が円の役割を果たすというものです。
24時間限定とはいえヨークシン編では2.5㌔先のホテルベーチタクルをおおよその位置から把握して、活躍した能力です。
範囲という意味合いであればキメラアントのネフェルピトーが1部分においては2㌔ほど、覚醒後のメルエムはおそらくそれ以上だと思いますが、この円の能力に相当するほどコルトピの性能は優れているのではないでしょうか?
【24時間】であればほぼ無制限に広がる範囲
コルトピのコピーした物体には円の役割も果たすと本人の口から発言されているように
24時間以内でコピーが消える前であればおおよその位置が掴めるというのが特徴です。
但し、細かい姿形などは分からないのと”コピーした物の位置”でなければ把握出来ない事は大きな弱点です。
例えば任意の人物を追いかけようとした場合はその人物の身に着けている物などを事前にコピーする必要がある訳ですから、例えば相手がシルバやゼノ、十二支ん、パリストンやジンといった相手には気づかれる可能性が非常に高いと思います。
但し、最大有効範囲に関してはおそらく無限ではないでしょうか?
そういう意味では範囲に関しては作中最大の円だと言えます。
性能差でメルエムには勝てない
範囲に関しては24時間とは言えど作中最大を誇るコルトピの円ですが、やはりメルエム覚醒後の円の性能には明らかに劣っていると思います。
- 覚醒後のメルエムは動く物体を全て把握出来る
- 1度円を浴びた標的に対して新たな光子を撒く事で更に姿、位置を特定可能
- 速度、及び範囲も大きい
この3つがコルトピの円がメルエムの円に及ばない大きな理由です。
そもそも円の役割は気配を感知して相手の位置や動きを探るのが主たる使用目的であって、コピーした物体の位置や侵入に気づけるコルトピの円は少し意味合いが変わってきます。
簡単にいえば
触れなければ分からない、物がなければ範囲が広がらない
この2点において通常の円とは性質が少し違うように感じます。
しかもメルエムの覚醒後の円は作中で”光の速度”とまで表現されています。
こと戦闘においてのみならず、光の速度を躱すというのは最初から隠れる以外に方法がありません。
総合的な性能を考えるとやはり作中最強の円は覚醒後のメルエムではないでしょうか?
範囲なども円に関しては需要な性能の1つですが、それを戦闘に活かせるかどうかはまた別問題です。
追跡という1点においてはコルトピがギャラリーフェイクで標的の持ち物を作りさえすれば24時間監視は出来ますが、それ以上でもそれ以下でもない事を考えると
コルトピの円最強の可能性は限りなく0でしょう。
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