幻影旅団団員No.11、強化系能力者の ウボォーギン
自らの肉体的な戦闘力に絶対の自信を持っており、幻影旅団の他のメンバーからの信頼も熱い。
ただし、人柄としては絵に描いたような悪党でありヒソカとは違った意味で悪質かつ残虐な性分である。
強化系をほぼ”極めた”と発言するほど念能力者としての能力に自信を持っていたが、緋の眼が発動したクラピカによってヨークシンの郊外にある荒野でジャッジメントチェーンによって命を落とした。
最後まで口を割らなかった事から、仲間に対する情はあるようだ。団長クロロ自らが圧倒的戦力だと表現していることから戦闘に関しては旅団の中でもかなり強い部類だと考えられる。
基本的には1対1を好むが、一番強かったのは同じく幻影旅団の団員であるノブナガと組んでいた時らしい。
■念能力:超破壊拳(ビッグバンインパクト)
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
いわゆる”硬”状態でのパンチであり、仕組みとしてはゴンのジャジャン拳とほぼ同じである。
オーラを拳に集中させた状態で全力でパンチをするだけという単純な攻撃ではあるが、絶大な威力を誇り、 ウボォーギン自身も絶対の自信を見せていた。
ただし、いわゆる”ゴンさん”状態のジャジャン拳と比べれば明らかに破壊力は弱いと思われる。(おそらくオーラの総量の問題)
しかし、 ウボォーギンは精神面も強く全くぶれない事から身体の防御力自体も非常に高い。
■旅団での強さランク
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
腕相撲ランキングでは堂々の1位。
つまり怪力具合で言えば幻影旅団No.1だった。
さらに銃弾やバズーカといった兵器を身体だけで防ぐという描写から、肉体的な強度は明らかに幻影旅団でトップを誇る。
個人的に気になるのは腕を回し続けたフィンクスのリッパーサイクロトロンと ウボォーギンのビッグバンインパクトはどちらが強いのか?という所。
クロロがノブナガをたしなめた際に特効の役割だと話していた事から、ヨークシン編ではクロロに次ぐ強さを誇っていた可能性が高い。
一見、【弱い】、【弱かった】と評価されがちな ウボォーギンではあるが、個人的にはクラピカ以外では勝てる要素が見当たらない(幻影旅団のメンバーや当時の実力であればだが)
■クラピカvs ウボォーギン
クラピカは最初から ウボォーギンを狙っていた上に、幻影旅団で肉体的に一番最強なのは ウボォーギンだと認識していた。
その上で実際に戦闘になったが、鎖野郎=操作系だという印象を刷り込み、具現化系であるという自身の能力を生かしたクラピカの頭脳戦の前に敗北する。
しかし事前に具現化系だと知っていたところでクラピカの場合はエンペラータイムによる対旅団への様々な能力があることから、小細工なしでも敗北していただろうと予想出来る。
逆に言えばクラピカの対幻影旅団への戦闘力はそれだけ高いという事だ。
コメント
ウボォーには是非レイザーとドッヂボールをしてほしかったなぁ。
レイザーの球を、バズーカを受け止めた時みたいに片手で取ったり。(バズーカの時より焦ると思いますがw)
あと何気に時間に几帳面だったり、旅団の掟や団長命令は絶対だったり、レイザーと気が合いそう笑