出典:HUNTER×HUNTER コミックス 幽遊白書コミックス
久々にネタというか、連載再開でウキウキなので冨樫先生の過去作である幽遊白書とハンターハンターの共通点や比較ポイントなどをまとめて紹介してみます。
ちなみに、今の中学生くらいだと『ゆうはく』(幽遊白書)では通じないのか?w
管理人の場合、冨樫作品は幽遊白書からです。
ジャンプ黄金期と呼ばれたドラゴンボールやスラムダンクと共に大人気になった幽遊白書。
当時はアホほどカード?みたいなのを集めたり、スーファミの格ゲーで遊んだりと今以上に嵌っていたかもw というか、今のハンターハンターみたいに休載◯年とかなかったんですけどね。
で、幽遊白書に関しては冨樫先生自身の口から『自分が頼んで終わらせた』という発言が出てます。ジャンプが最高で毎週500万部とか売れていたので〆切とかも鬼だったんだろうか?w
幽遊白書とハンターハンターの似ている部分(キャラ編)
まずはキャラですかね。
一番上の画像はジンと幽遊白書の主人公である浦飯幽助を並べた画像ですけど、これは冨樫先生自身がジンのモデルは浦飯幽助と言ってた筈なんで、まあご愛嬌。
で、実はゴンのデザインって幽遊白書ではあまりないんですよ。あまりというか、幽遊白書も一応浦飯幽助は14歳くらいの設定だったんですけど、最初は若干ヤンキーマンガだったので大人びてましたからねw
その分、サブキャラ枠というか、準主人公キャラはデザインが比較的似てますね。
まずはレオリオと桑原
出典:幽遊白書コミックス
画像だけで懐かしいww
桑原は幽遊白書ではかなりのキーキャラで、霊界が張っている結界を切る為の次元刀という能力を持っています。ただし、多少レオリオのほうが男前に描かれている感じはしますねw
次はクラピカと蔵馬
出典:幽遊白書コミックス
蔵馬は長髪でいわゆるイケメン枠ですが、その正体は元S級妖怪(結構強い)の妖狐が人間の身体を借りているという設定です。人間の名前は南野秀一。
実は昔は極悪非道の盗賊団のリーダーでしたが、とあるキッカケから人間の身体を借りることに。ちなみに当時の盗賊団の相棒は幽遊白書の終盤で魔界の3大勢力の1つのトップに君臨している黄泉という人物です(クソ強い)
『綺麗なバラには棘があるのさ』は名言でしょうw 流行りまくったw
準主人公で言えばクラピカの枠ですね。全体的に画力が上がっている感じでクラピカのほうが少し丸く見えますが、冷徹な感じとかは結構似てるかな?
そしてキルアと飛影
出典:幽遊白書コミックス
飛影は生まれた時に既にA級妖怪クラスの妖気を持っていましたが、生まれてすぐに忌み子だという理由で(たしか)捨てられます。しかも魔界で(ハンターでいう暗黒大陸)
で、その後、復讐の為に自分の故郷を探すことと妹を探す目的で、その強力な妖気を下げて『邪眼』を移植します。その為、A級以上あった力は失われてしまい、最初は霊界の秘宝を取りに来る悪者として登場。デザイン人気からか、その後は一応仲間という立場で最後まで登場します。
炎殺拳という魔界の炎を使う技の持主で、必殺技は邪王炎殺黒龍波。なんとう厨二病なネーミングw しかし、当時は一番人気があったんじゃないかな??
それとキルアもですけど、幻影旅団のフェイタンも飛影の面影を感じますね。飛影も剣を使うキャラクターでしたし。姿というかフォルムはフェイタンで顔がキルアって感じです。
ストーリーや設定から見る比較
とりあえず似ているキャラクターというか、デザインが多少近いのはどんな漫画家でも同じですけど、次は設定的な部分です。
そもそも、幽遊白書は最初はバトルマンガではなく、間違って死んでしまった浦飯幽助が例迂回探偵として生き返る為の1話~2話くらいで完結する短編っぽい形態でした。
ですが、飛影登場~暗黒武術会トーナメント辺りまでは完全にバトルマンガ化し、最終的にはあまりバトルすらも描かれずエピローグを残して19巻で完結になってます。
で、ハンターハンターと幽遊白書の似ている部分ですが
危険度ランクと霊界の妖怪格付けランクから
幽遊白書では中盤に登場する強敵に有名な戸愚呂というキャラクターがいます。
幽助の師匠と昔は武術仲間でしたが、その後妖怪に転生して力を付けたというキャラクターです。
これが暗黒武術会のラスボスなんですけど、何とか死力を尽くして勝った幽助達が霊界から『戸愚呂はB級妖怪』だと告げられるんですよね。
ハンターハンターを単行本で読んでいる人であればここで少しピンと来ると思うんですけど
- キメラアント=危険度ランクB
- 戸愚呂(弟)=B級妖怪
という構図で同じBなんですよね。
構図で言えば、ハンターハンターの政府機関=霊界といった感じです。
幽遊白書では霊界で対応出来る妖怪はA級までで、対応不可能な妖怪は全てS級とされてました。
霊界は結界術は得意ですけど、戦闘は苦手なので”人間世界に入れさせない”というだけだったんですけどね。
それに対してハンターハンターでは政府は薔薇を利用すれば倒せるキメラアント=危険度Bと位置づけている辺りが非常に似てます。
また、今後描かれる『暗黒大陸』の設定は違う世界だというよりは”外”という位置づけですが、幽遊白書の”魔界”と非常に似てます。
ちなみに・・・
幽遊白書の浦飯幽助の父親は隔世遺伝という設定で魔界では昔最強を誇った闘神雷禅という設定もありました。
出典:幽遊白書コミックス
雷禅は元々人間を食べる妖怪でしたが、人間の女性に惚れたことをキッカケに一切人間を食べなくなり、幽助が魔界に行ってしばらくすると亡くなります。
いわば不完全な状態でしたが、魔界の1角を担うほどの強さであり、万全であれば敵なしの存在です。
フリークス家の血統との比較
これと似ている可能性があるが、ゴン、ジン、そしてドン=フリークスという血統です。
フリークス=怪物というのはどこかで書きましたが、暗黒大陸でまだ生きているかも知れないドン=フリークス、そしてその血統を受け継いでいるジンやゴン。
天性の才能と1000万人に1人と言わしめた潜在能力の秘密はおそらくこの血統にあるはずです。
今後の暗黒大陸編でドン=フリークスの姿が描かれればこういった事も判明しそうなんですけどね(´・ω・`)
今のペースの連載だと、ハンターハンター完結する頃には管理人が40代になってそうで怖いww
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