ゴンと共に連載初期からもう1人の主人公のように描かれてきたキルア。
ハンター試験が終わってからは常に同じ行動を取り、ぶつかり合いながらもお互いに成長してきた。
ちなみにキルアの初登場は第6話(コミックス1巻)
キルアが瀕死のゴンをナニカの能力で救出して別れたのが第338話です。(コミックス32巻)
1巻の第一刷発行日は1998年の6月9日:管理人当時、12歳くらい。奇しくもゴンキルと同年代
32巻の第一刷発行日は2012年の12月31日:管理人コン、齢25を超えて完全にオッサンになる
サラッとたった1話で別れてしまう2人ですが、、、
なんと休載期間を含むと14年以上も一緒にいたメイン中のメインキャラです。
そんなキルアが暗黒大陸に関わる可能性があると思ったのでその理由などを書いてみようと思います。
キルアのやりたいこと=アルカを守る
キルアは当初、自分にはやりたいことがない。と言っています(くじら島でのゴンとの会話)
そしてゴンに誘われる形で行動を共にしますが、キメラアント編を経てイルミの呪縛である針を取り、瀕死になったゴンを救う方法は「ナニカ」によるお願いしかないと確信して、ゾルディック家をある意味裏切るような形でインナーミッションを成功させました。
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
この時に、今まで幽閉されていたアルカを放っておいた自分自身を戒め、イルミと対立したまま何とかミッションを成功させ、家族からの警戒令は解かれます(ゾルディック家では家族にも警戒令が出される)
そして338話で「一生かけてコイツを守る」とハッキリと断言したことで、
ゴンはジンと会う目的を達成し、キルアは自分のやりたいことを完全に見つけました。
しかし、コミックス33巻の間のページに描かれているように
アルカ、及びナニカは暗黒大陸出身なのです。
ストーリー上の今後の可能性
アルカとナニカに関してはほぼ間違いなく五大厄災である「ガス生命体アイ」が関わっていることが判明しています。
キルアとアルカとナニカ、この3人の関係は非常に深い愛情で繋がっていますが、
ナニカのお願い能力に起因していると見られる「ガス生命体アイ」は
紛れも無く人類がまだ攻略していない危険生物です。
本来であれば暗黒大陸から持ち込まれて良い生物ではありませんし(人類の存亡に関わるし)
ゾルディック家という特殊な家系で幽閉されていたからこそ、その存在は隠されてきたとも言えます。
しかしキルアと一緒に旅をする上でアルカ及びナニカに問題は起きないのでしょうか?
また、アルカの性別に関しても不可思議な点はあります。(アルカ記事にも書いたけど)
アルカを「妹」と呼んでいるのはゾルディック家の兄弟では”キルアだけ”です。
ククルーマウンテンの観光ガイドも「兄弟」、シルバは「アレ」、イルミはハッキリと「弟」と言っています。
つまりアルカを巡ってはまだ解決されていない疑問や伏線など多数の問題を抱えている訳です。
人類が暗黒大陸へ向かう以上は五大厄災と対峙する訳ですから、キルアがここに絡んでくる可能性は多いにあるでしょう。
ただし、メインキャラで言えば今まではゴンキルを中心に展開されていたので、暗黒大陸編ではジン、クラピカ、レオリオ辺りがメインキャラクターになる可能性も少なくはないですね。
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