幻影旅団のメンバーの1人であるフィンクス
好戦的な性格で、よく団員同士の揉め事に絡む1人である。
『蜘蛛』の在り方に非常に忠実な人物であり、団長クロロの生存とクラピカの抹殺をかけた判断では躊躇なくクラピカを抹殺する案を出した。
しかし、単に冷徹な人間として描かれている訳ではなく、亡くなったパクノダの『ありがとう』をゴンとキルアに伝えている。
名前の元ネタはおそらく『スフィンクス』。
エジプトのスフィンクスによく似た帽子を被っている場面が度々ある。
フィンクスの念能力【廻天(リッパー・サイクロトロン)】
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
ウヴォーギンやノブナガと同じく、戦闘向きの強化系能力者。
腕を回すことによってパンチ力が上がるというユニークかつ強力な念能力を持っている。
未だに自分自身でも回転数に対する威力の上昇値を把握しきれていない事から、流星街に住み着いたキメラアント戦では相手を粉々にしてしまった。
ただし相手は兵隊蟻だったことから必ずしも実力に直結するエピソードではない。
それでも戦闘能力は非常に高いと推測出来る。
ゲンスルーやレイザーも警戒
シャルナークのネオンの予言詩解読によってグリードアイランドが実在しており、ヨークシンの真東であることを知った幻影旅団は船でグリードアイランドに上陸。
その際に、ジンの旧友でありゲームマスターの1人である『レイザー』と顔を合わせている。
レイザーからも『凄い使い手達だ』という言葉があり、またフィンクス自身もレイザーの強さを瞬時に見抜いた。
その後ゲーム内で会うことはなかったがこのシーンを考えると比較的実力の近い存在なのかもしれない。
またグリードアイランドで大量の殺人を犯したゲンスルーにもフェイタンと共に警戒が必要な人物だと挙げられている。
旅団員としての行動
ノブナガがかつてはウヴォーギンと良くコンビを組んでいたようにフィンクスはフェイタンと行動している事が多い。
ヨークシンでの戦闘やグリードアイランドでも2人だった。
また、自称女王のザザンと戦闘して腕の折れたフェイタンに団長を待つ心情をポロッと言った時にはフェイタンから『乙女ちくね』とからかわれている。
性格的に愚直なところがあるのかもしれないが、フェイタンとの仲は比較的良さそうだった。
ただし、ヒソカに対しては完全に敵である認識をしている模様。
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