キルア覚醒のキッカケとイルミの呪縛に関する幾つかの考察

キメラアント編でパームとゴンがデートをしている最中に

カイトと同行した際に交戦したラモットと再開したキルア。

ナックルのハコワレによって念能力が使用出来ない状態であったゴンを守るため自ら1対1に持ち込むが、同時に強烈なイルミの呪縛によって最初は一方的にやられてしまう。

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キルアは初めてピトーと出会った際の行動をモラウから非難され、さらにナックルとシュートとの割符の決闘前にはビスケによってその戦闘性質を見抜かれている。

【常に最悪の場合を想定する】【負け犬の思考】など、強キャラとは思えないほどの臆病さを指摘されたのだ。

しかしラモットとの交戦中にイルミの針を頭の中から取り出すことに成功して文字通り覚醒する。

このキルアが覚醒したエピソードに関してはいくつかの疑問と不可思議な点がある。

イルミの呪縛は念能力による操作

イルミの念能力自体はまだハッキリとした事が分かっていない。針にオーラを通してその針を打ち込む事で対象を操るという所は分かっているが、具体的な発の名称は登場もしていない。

しかし、元々ハンター試験の時からキルアと対峙した際にキルアの行動がおかしくなったりするなどの描写はあった。

選挙編にて針人間を使ってハンターを狩っている事からイルミの念能力は操作系である可能性がある。またアルカに会いにいった際にキルア自身が「イルミに操作されていた~」と発言している

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ノブナガに監禁された時のキルア

ヨークシンで幻影旅団を懸賞金目的で尾行した際に、ゴンとキルアはノブナガにビルにて監禁されている。しかしこの場面でキルアは「奴の初太刀は俺が命がけで止めるからお前だけでも逃げろ」という旨の台詞をゴンに伝えている。

しかも直前にはフィンクスと一瞬ではあるものの交戦している。

ここで疑問が浮かぶのは

●葛藤はあったものの何故シルバに手を出すなと言われていた幻影旅団メンバーを相手に攻撃が出来たのか?

っという事。そもそも尾行する前に、マチとノブナガの事を「ヒソカが2人座っている」と表現し、さらに尾行中もかなりの汗をかいている。(つまり相手に勝てない事はわかっていた筈)

「勝てない相手とは戦うな」

これはハンター試験でもイルミの台詞だが、実際には監禁時の葛藤、フィンクスとの交戦、更に不意打ちでマチの脇腹を折り、パクノダにも負傷を与えた。

そもそも論で言うならばラモットがいくら念能力を発現した後とは言えど、フィンクス、マチよりは確実に弱い筈だからだ。

イルミの針は家出する以前から刺さっていた?

ノブナガ戦では結局思いとどまったキルア。そして、マチやパクノダへの”不意打ち”には躊躇わなかったことから、

イルミの操作は特定の条件が揃った状態でなければキルアへ干渉しないようになっていたのかもしれない。

ただし、ハンター試験の段階でイルミに圧された(但しこの段階でキルアは念を取得していないので、念に怯えた可能性も大きい。天空闘技場での「兄貴の嫌な感じ」発言より)

また、イルミと接触したのはハンター試験とアルカ編のみであることから、ハンター試験の時、もしくはそれ以前に針による操作が始まっていたのかも知れない。

これではイルミの針が強すぎる・・・っという意見もあるが、

ジンが十年間もの期間、ジョイステROMの入った箱を閉じていたり、ウイングがゴンに結んだ誓いの糸のように”針自体に特殊な細工”を施していれば充分にキルアを操作するくらいの能力はあると思う。

番外:イルミの針が取れた事に対するシルバの反応

キメラアント編でゼノがキルアを見た時に「変わったな」という感想を持っている

さらにその後ヂートゥを一撃で屠ったシルバと合流して帰宅する際に

ゼノが「おそらくイルミの針も取りよったな」と報告すると

シルバは「そうか…」っと少し微笑んでいるような気がしないでもない。

果たしてこの「そうか…」にはどういった意味が含まれているのか…