出典:HUNTER×HUNTER コミックス
正気を失ったハンター相手に拘束に出るクラピカ。
取り出すのは今まで明かされなかった(というよりは温存しておいた人差し指の鎖)
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
注射針のような先を持つ人差し指の能力、そして師匠のイズナビとの回想に移る。
1つは残しておけ
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
この場面は時系列から言えば相当昔ですね(リアルな時間で言えば10年前ぐらい?もっと?w)
まだイズナビの元で修行をしているクラピカと、イズナビが最後の指である人差し指の能力について話し合っている場面です。
イズナビは1人で戦うことに拘っているクラピカに対して折衷案として人差し指の能力は足りない部分を補えるような能力にしろというアドバイスを送ってます。
しかし、結果的には1人で戦い抜く力を求めてしまい…
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
『奪う人差し指の鎖【スチールチェーン】』を発動。
これはおそらく事前にクラピカが用意して持っていた能力ではなく、おそらくはこの場で閃いた念能力のようにも見えますね。(あくでも推論ですが、、、)
この能力に関してはクロロの【スキルハンター】にちょっと似てます。
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
旅団員以外にも使用可能な上に相手の念能力を”預かる”という形で自分のモノにし、尚且つ、オーラを吸い取るので強制的な絶状態にも出来るという技です。
流石エンペラータイムw チート級ww
預かった念能力を使用するにはエンペラータイムが必要らしく、その後、取り押さえたハンターから逃げた念獣を追跡しようとするときに発動してます。
しかも、鎖自身が奪った能力を解説するという便利機能までw
ただし、預かった能力を使用しないとエンペラータイムは強制的に継続され、解除も出来ないようですね。
ちなみにこのナイフで狂ったハンターの名前は『サイールド』です。
誰にも見えない念獣に返事をした結果、身体の自由を奪われて味方を殺害したという経緯。
で、この念獣を出したのは…
ハンゾーが警護しているモモゼの念獣か?
場面は移って王子の居住エリアへ。
モモゼとマラヤーム王子の母親がモモゼは大丈夫だからマラヤームの警護を増やすようにと護衛に対して命令しています。
表面上は何も動揺を見せていないモモゼですが。。。
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
背中にはサイールドの耳元で囁いていたあの念獣の巨大バージョンが居ます。
また、この存在に関してはモモゼ自身は感知出来ていません。
ビスケの予測では寄生型の念獣であり、本人の自覚とは別に行動するようです(これは他の念獣もおそらく同じ)
ハンケンブルグの念獣
またまた場面は移り変わって会合をしているハンケンブルグとカキンの王であるホイコーロ。
父に挨拶をすると言いホイコーロに近づいたハンケンブルグの発言は
『僕は継承戦を辞退するよ』
の1言。
しかしその背中に背負った念獣はというと…
出典:HUNTER×HUNTER コミックス
これまた凶暴そうなやつですねw
おそらく全王子に通じて言えることなのでしょうが、王位の継承戦から逃れられる術は今のところありません。
あの儀式によってほぼ強制的に念獣を寄生させられた王子達。
最後の〆も望もうが、望むまいが…
という言葉があることから、自動的に攻撃をしてしまうような能力なのかもしれませんね。
感想
久しぶりの連載。読んでしまうと呆気ないものですが、クラピカの最後の人差し指能力と、蠱毒の特徴が大まかに分かっただけでも進展があったと言えるかもしれません。
しかし、こうなってくると気になるのはクラピカが感じたあの”ドス黒いオーラ”の気配ですね。
持ち主はもちろん末子であるワブル王子です。
クラピカ陣営の護衛はあっという間に2人になってしまいましたが、クラピカが思わず反応してしまうワブル王子の念獣が最強だという可能性も出てきました。
あとは第一の王子であるベンジャミン、そしてクラピカの標的であるツェリードニヒ、そしてセンリツが”偽っている”ことを見抜いたカチョウ辺りの念獣が気になる所です。
元々、大っぴらに殺し合いをする時期ではないので、表立った戦闘はないですが、念獣は既に好き勝手に動いているという感覚でしょうか?
せめて今年一杯は毎週読みたい(切実)
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