「HUNTER×HUNTER」371話「任務」揺れる念能力講習会、近そうに幻影旅団暗躍、そして弔いのモモゼ

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バリゲン殺しの犯人は?

出典:HUNTER×HUNTER コミックス

バリゲンが謎の念能力「11人がいる!=サイレントマジョリティ」の「呪唇白蛇=ツチボッコ」に殺された件。
1人だけ「座敷人形=黒ぼっこ」を見て騒いだ第10王子カチョウの女性従事者ロベリーが疑われて、第3王子の護衛サカタが、最高裁判官クレアパトロに拘束を要請します。
ロベリーの主人第6王妃セイコも容疑者として告発されますが……

クレアパトロは証拠はあくまで状況証拠に過ぎず、意図的な偽造が可能で王族特権の保護規定の範囲ないであると要請を却下します。

そのかわり第10王子の1010号居住区に捜査官が派遣され、72時間の監視聴取が実行されました。

セイコは黙秘を貫いて、72時間経つと解放されます。

捜査官も王族を捜査するのは慎重なようで、これ以上は追及しない方が立場的に無難なようです。

2日目のAM9:45

バリゲンが殺害された件もあり、講習会参加者はクラピカに武器を返すことを要求します。
しかし、クラピカは武器を預かることを条件に集めたので、予定に変更はない。

条件が合わなければ10時までに不参加を決めろと突き返しました。

クラピカはワブル王子の従事者の生き残りシマヌに銃を向けます。

バリゲンを襲った容疑がシマヌにもかけられていました。

シマヌはバリゲンを襲ったのは自分ではなく、「念」という言葉も昨日はじめて聞いたと言われます。

シマヌはビルにも疑いがあるのではといいますが、既にビルではないのは分かっています。

ワブルの念獣である可能性もないとクラピカはいいます。

王子達の念獣は儀式「壺中卵の儀」で生まれた寄生型の念獣で、普通の人間には見えません。

しかし、今回のしゅつげんした念獣「呪唇白蛇=ツチボッコ」は全員が姿を目撃している具現化タイプです。

大きなくくりでは念能力ですが、寄生型と具現型では制約のタイプが違うのです。

クラピカはシマヌに念能力の説明をしているうちに、継承戦で誰か1人でも離脱することがあれば「制約と誓約」が崩れ、全員の念獣を消すことができるかもしれないと考えます。

講習会の再開

10:00になりましたが、途中棄権する者はおらず念能力の講習が再開されます。

クラピカは各々、自分の右手と左手をつないで念能力のタイプを判断します。

第8王妃オイトはシマヌが第14王子ワブルの元に残ってくれたことに感謝します。

シマヌの家は代々王族に仕えており、祖父母共々亡くなる寸前まで職務を全うしたが、父母は病気のためそれができませんでした。

両親はワブルに死ぬまで王族に尽くしなさいと遺言を残したというのです。

シマヌとオイトは自分の生い立ちまで、打ち明けて打ち解けます。

シマヌは一人っ子でオイトは5人兄弟の兄姉妹弟の真ん中。

兄弟がいてうらやましがるシマヌですが、オイトはずっと小さい頃からこき使われていたとぼやきます。

ここからは念能力のタイプ別でグループ単位で講習が行われます。

・祈り=プレイ型は目を閉じて水を救うイメージ
・握手=シェイク型は輪になって時計回りオーラを流していくイメージで
・片手手動=キャッチ型は空中で綿菓子を作るイメージで

と手の組み方で念能力のタイプが違うようです。
念能力があると打ち明けたヒョリコフとベレレインテは、クラピカの助手を務めることになりました。

5層 大食堂連絡通路

第1層で王位継承戦が行われる中、ブラックホイール号の最下層の第5層の連絡通路では、一般市民が人相の悪い男たちからみかじめ料、5千ジェニーを巻き上げれています。
ブオール一家の特別警戒句区域に指定されていると、怖い顔した連中が言い張ります。
通路を通らないと食堂まで行けないのです。
回数券もありローンの相談にものると言います。
食堂に行かなくても、ブオール一家の店で缶詰や食堂も買えると言い張り、市民は困っています。
そこへ……人の何倍もの体格の大男、丁髷の男、オールバックに金髪の男、小柄な男で口元にチャックがある服を着て口元が見えない男。
彼らこそ、幻影旅団の一員、フランクリン、ノブナガ、フィンクス、フェイタンです、
フィンクスはブオール一家に一言「どけ」と一言言い放ちます。
そうとは知らないブオール一家はいきがって「俺たちをどこのものだと思っている!」
と「俺たちゃ泣く子も黙る……」
と大声を上げますが、
次の場面になると、あっさりと顔をボコボコにされて幻影旅団の前で正座させられています。
幻影旅団たちはチンピラから、カキン帝国の下部層を取り仕切るマフィアの構造をききだします。
第3王子チョウライのケツモチがシュウ=ウ一家。
第4王子ツェリードニヒのケツモチがエイ=イー一家。
第7王子ルズールスのケツモチがシャ=ア一家。

でこかと盃をかわしたとたんに二組のマフィアが敵になる関係。
組にいる連中は肝が据わっているか、イカレテてるかのどっちかだと言います。
フランクリンは手っ取り早く3大マフィアを全部を敵に回そうとブオール一家にけしかけますが、一番勢力の強いシュウ=ウ一家に狙いを定めます。
シュウ=ウ一家が土曜日にシノギを集金に来ると聞きます。
フィンクスは身長が190㎝以上のあるやつを見つけて全員の部屋番号を控えろと命令します。
幻影旅団のパシリとなったブオール一家が気の毒です。

クロロと対決して死亡しながらも超念力を使って蘇生し、コルトピとシャルナークを殺したヒソカがブラックホイール号の5層に侵入していると聞きつけ、幻影旅団は敵であるヒソカを探しているのです。

ゴミゴミとした下町の屋台が並ぶ道で幻影旅団の団長クロロ、マチ。
ヒソカはあたしがやると言うマチ。
早い者勝ちでやろといいますがクロロは否定します。
コイントスも無理と言います。
コインは一対一で揉めたときに行うもので、今回は全員でヒソカを殺したがっていると言うのです。

ヒソカは必ず船内にいて、捜し出すことが先決だとクロロは言います。

モモゼの棺

一方、豪華な棺の中で眠るように死んでいる少女、第12王子モモゼ。
王位継承戦の最初の犠牲者になってしまいました。

「心よりお悔やみ申し上げます」と神妙な顔をする執事ヌグイですが、ナスビ王は悲しむことではないと言います。

モモゼはカキン大樹の礎となり生前よりも力強く輝き息づいていると断言します。

暗く大きい部屋には14体の棺桶が輪を描くように並べてあります。

中央の機会にから轟音が響くと、モモゼの棺の前だけに炎が灯りました。

モモゼの遺体はその炎に燃やされているようです。

ナスビ国王は自分の娘モモゼが死んでも平然としているワケではないようです。
ただ、一族に関する価値観が普通の人間んとは全く違うようですね。

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