ハンターハンター コムギとメルエムの関係とその最期

キメラアント

軍儀の天才コムギとメルエムの関係について

キメラアントの王メルエムが大量の人間を”選別”するまでの余興としてボードゲームの達人を次々と呼び、その中で唯一勝てなかった人物がコムギであり、2人は最期を共にしました。

コムギは生まれた時から目の見えない人間でしたが軍儀においては世界チャンピオンであり、生涯不敗のままメルエムと共に死んだキャラクターです。

軍儀とはメルエム達が制圧していた東ゴルドー発祥の盤上競技の1つであり、コムギは5年連続世界王者になっています。

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出典:HUNTER×HUNTER コミックス

ここではコムギがメルエムに与えた影響やメルエムがコムギに与えた影響、そして2人の関係などを考察していきたいと思います。

コムギがメルエムに与えた影響

まず1つは戦略パターンや選択肢を増やす、相手の隙や虚を付くといったメルエム自身の戦闘などにおける分析能力の向上を大きく向上させた事。

そして2つ目にメルエムの”人間”に対する感情を変えた事が挙げられます。

メルエムは軍儀を通して元々天才的なセンスだった戦略、戦法に磨きが掛かったと思われます。コムギと相対し軍儀を通して新手を生み出した事もありますが、それは元々コムギが生み出した物であったりした経緯の描写やメルエムの発言から、軍儀に関しては明らかにコムギの方がメルエムよりも強かった事が確定しています。

そしてコムギの身体がオーラを纏った事によってたかが盤上の遊びだと割り切り、一度はコムギを殺すことも思いつきますが、いざコムギを目の当たりにした王は鳥に襲われているコムギを助けます。この頃からメルエムにとってコムギは自分でも”どうしたら良いか分からない存在”へと変わっていきました。

そしてメルエム自身の考えにもそれは影響し始め、ネテロと相対した際にはネテロが蟻と人間の間で揺れている事に感づいています。

メルエムがコムギに与えた影響

コムギは軍儀に関しては天才的な才能を持っていましたが家族からは”ゴミ”と呼ばれる人間でした。メルエムと初めて会った際にはまだ才能の開花する前であり、メルエムという天才的な思考をもつ存在に出会った事によりコムギもまた”軍儀”の本当の才能を開花させる事になります。

コムギはメルエムにとっては得体の知れない存在でありながら、コムギ自身は目が見えない事から恐れもなく、また自身の境遇に発端するからか欲に対しても無頓着です。

お互いの終着点と最期

メルエムは自分自身の存在の意味を途中から見いだせずになっていました。コムギは元々の境遇から軍儀で負ければ自ら死ぬことを決めており、それ以外には何も生きている事に対して感情を持っていなかったように描写されています。

しかし、ネテロの薔薇から復活したメルエムが毒に侵された後にコムギと再び軍儀を打った際にお互いがお互いに”この時の為に生まれて来た”と確信するほどの深い絆が出来ています。

おそらくコムギもメルエムをお互いが初めて愛しうる存在だった為かメルエムが薔薇の毒を告白した際にもコムギは側を離れることなく最期を共にしました。

蟻と人間、しかも王と一庶民でありながら、軍儀という結びつきによってコムギとメルエムはお互いの生まれた意味を知るに至った事になります。

最期にメルエムは薔薇の毒で死亡し、コムギもまた感染した毒によって死亡しました。

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